2024年1月12日
猫で多い疾患のひとつに、尿路結石症(尿石症)があります。 尿路結石症は、腎臓から膀胱、尿道までの尿路に結晶や結石が形成される病気であり、尿道結石とはその中で尿道に結石が存在する状態のことを指します。 今回は、猫の尿道結石
2024年1月12日
犬の代表的な感染症の1つに、フィラリア症が挙げられます。犬のフィラリア症とは、蚊に吸血されることで感染する可能性がある病気です。 感染してしまうと、体内に寄生したフィラリアによって様々な症状が引き起こされます。末期になる
2024年1月9日
※注意 手術画像あり 哺乳動物の清掃は左右の腎臓直下に形成され、ゾウやクジラなどの一部の動物を除き、胎生期から出生後にかけて腹腔から鼠経管、鼠径部皮下を通り、最終的に陰嚢内へ下降します。 これを精巣下降とい
2023年12月25日
人の病院とは単純比較できませんが、動物病院ではいろんな疾患に対応するために割とよく抗生物質を使用します。 しかし、困った場面にも遭遇します。 「耐性菌」という言葉をご存じでしょうか? &nbs
2023年12月21日
「急に猫が歩けなくなった」、「足を痛がっている」 それは動脈血栓塞栓症かもしれません。 血栓は後肢へと通じる動脈の遠位大動脈に生じることが多く、急性の不全麻痺、激しい疼痛などの急性の兆候を示します。大腿動脈
2023年12月21日
人間の私たちでよく聞く歯周病は、犬と猫でも3歳以上になると約8割が発症していることをご存じでしょうか。 歯周病になってしまうと、歯肉の炎症や痛み、歯のぐらつきから食欲不振になってしまうことに加えて、重症化すると心臓や腎臓
2023年12月21日
犬と猫の避妊去勢手術は、病気の治療による手術とは違い必ずしないといけない手術ではありませんが、望まない妊娠を避けるためだけではなく、適切な時期に行うことで一部の病気の予防ができ、ペットの問題行動の改善につながるなどの多く
2023年11月30日
ワクチン接種に用いる針を細くいたしました。 これまでも特に問題はなかったのですが、 患者さんの中で一定数ワクチン接種を怖がったり、 ワクチン接種時に痛がる子が見受けられました。 当院はワクチン
2023年11月20日
急に寒くなってきましたね、皆様いかがお過ごしでしょうか? 現在、当院では歯石とりキャンペーンを行っております。 術前の血液検査、麻酔代、歯石取り施術代が20%OFFとなっておりますので、歯石取りを考えている方は是非一度ご
2023年11月14日
犬や猫と暮らしていると、皮膚のトラブルは比較的多く遭遇する機会があると思います。飼い主様の中には、アトピー性皮膚炎という病気をを聞いたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。 そこで今回の記事では、犬や猫のアトピー性
2023年11月14日
犬と猫のアレルギー性皮膚炎について|進行すると外耳炎や結膜炎を引き起こすことも
愛犬や愛猫がアレルギー性皮膚炎だと診断された飼い主様の中には、アレルギーの原因が気になったり、「アトピー性皮膚炎」との違いがわからなかったりと疑問が多い方もいらっしゃるかもしれません。 今回の記事では犬と猫のアレルギー性
2023年10月27日
今回は趣向を変えて、“幸せ”の話をします。 皆さんにとっての幸せとはなんですか? 私も幸せとは何かを最近よく考えるのですが、私の場合“自分が人の役に立っていると感じられる瞬間”、“子供と手をつ
2023年10月11日
歯周病ケア対策 ③ ガム ―ガムの添加物の問題やガムを食べることによって起きる下痢嘔吐の可能性が否定できないということもあります。また、ガムの丸のみによる食道内閉塞を救急病院に勤務していた際にはよく見かけたので、獣医師に
2023年10月11日
口腔ケアについて① 歯周病は日常的に診察していると遭遇する口腔疾患です。2歳以上の80%の犬と猫で何らかの歯周病の兆候を認めるといわれています。 歯石はそれ自体が悪さをするわけではありませんが、表面が粗造であり歯石がある
2023年10月11日
「外耳炎治療薬、”ネプトラ”について」 耳のかゆみ、外耳炎の治療というと少し以前までは飼い主様にご自宅で点耳してもらう方法が主流でしたが、Elancoから投薬は病院で月に一回だけというネプトラという新薬が販売されました。
2023年10月5日
犬と猫の誤飲誤食について|食べてはいけないものや対処法を解説
誤飲誤食とは、身体に悪影響を及ぼすものを口から摂取してしまうことです。 犬や猫は、遊んでいる時に興味があるあまり、どうしてそれを?と思うようなものを舐めたり飲み込んでしまったりすることがあります。 犬は、お
2023年10月5日
犬の副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)とは?原因や症状を解説
副腎皮質機能亢進症はクッシング症候群とも呼ばれ、中年齢以上の犬に比較的よく見られる内分泌系(ホルモン)の病気です。 副腎は、腎臓の近くにある5~7㎜程度のとても小さな器官で、体に必要なホルモンを分泌する大切な役割を担って
2023年9月6日
愛犬が腹腔内腫瘍と診断され、手術が必要なことや、手術中に輸血が必要になるケースがあることを告げられて不安でいっぱいの飼い主様もいるでしょう。 今回の記事では、犬の腹腔内腫瘍について、腫瘍とは何なのかを含めてわかりやすく解
2023年9月6日
犬の耳がいつもよりくさいと感じる、もしくは黒い耳垢が出ていることに気づくことはありませんか?そのような症状は「外耳炎」という耳の病気の可能性があります。外耳炎には細菌感染やアレルギーなど色々な原因があります。 今回の記事
2023年9月5日
「飼っている動物がご飯を食べない」という訴えはよく耳にします。 その原因はただ単にフードに飽きたというものから、軽度の胃腸炎、歯肉炎といった歯の痛み、そして腫瘍や内臓器の重大疾患まで幅広く存在します。 我々人間もなんとな