2024年7月1日
突然、愛犬や愛猫が嘔吐や下痢をしてしまうと、飼い主様としてはとても心配になりますよね。何が原因なのか、どう対処すれば良いのか、不安でいっぱいになることと思います。 しかし、原因を理解し、適切な対応方法を知っておくことで、
2024年7月1日
愛猫の健康を守るためには、口腔内の健康が特に大切です。もし、愛猫の口の中に赤いポツポツがたくさんできている場合、歯肉口内炎の可能性があります。 猫の歯肉口内炎は、重症化すると痛みで食事や水を口にすることも難しくなるため、
2024年5月31日
暑い季節になると、犬や猫も熱中症の危険にさらされます。 犬や猫は人間のように汗をかいて体温を下げることができないため、暑さに弱く、特に高温多湿な環境では熱中症のリスクが高まります。 今回は犬や猫の熱中症の症状、応急処置、
2024年5月31日
5月後半から夏にかけては、犬や猫の皮膚のトラブルが一層増加する時期になります。 特によく見られるのが皮膚炎で、この時期には、赤い発疹や痒みが現れることが多く、さらに皮膚がベタついたり、ガサガサになったりすることもあります
2024年5月30日
春の訪れと共に、愛犬とのお出かけやアウトドア活動の機会が増える季節がやってきました。お花見やBBQなど、温かい日差しの下で過ごす時間は、犬にとっても喜びであり、心身の健康維持には欠かせません。 愛犬とのふれあいや適度な運
2024年5月30日
みなさんの愛犬や愛猫は、健康診断を受けていますか? 健康診断は、予防医療のひとつです。予防医療とは、名前の通り病気の発生を防ぎ、健康を維持するための医療です。 人と違って自らの体調不良を言葉で伝えられない犬や猫にとって、
2024年5月29日
外耳炎は、鼓膜より外側の「耳道」と呼ばれる場所に発生する炎症であり、強い痒みや痛み、不快感を伴うため生活の質(QOL)が大きく低下する病気です。 この炎症は治療によって症状が改善することもありますが、根本的な原因(例えば
2024年5月29日
ノミやマダニは春から秋にかけての暖かい季節に活動が活発になるこれらの害虫ですが、室内が暖かい場合は冬でも繁殖することがあります。犬や猫だけでなく、人間にとっても重大な健康リスクをもたらす可能性があるため、年間を通して予防
2024年3月19日
当院の手術実績について 当院では一般的な避妊去勢以外の手術も受けつけておりますので、一部報告いたします。 大腿骨頭切除 若齢の成長期の小型犬に多い病気で、大腿骨頭壊死症(レッグ・ペルテス病)という病気があり
2024年3月13日
フィラリア症とは蚊によって媒介される寄生虫感染症です。体内に入り込んだフィラリアは体中の血管を巡りながら成長し、最終的に心臓や肺動脈に寄生します。 一度寄生されると長期の治療が必要となり、命に関わることもある重大な感染症
2024年3月13日
犬と猫の目が白くなることはどういうこと?|考えられる原因と受診の目安
飼い主様が愛犬・愛猫の目が白く変わるのを見つけた時の心配や不安は、とても大きなものでしょう。 一言で「目が白くなる」といっても、目のどこがどう白いのか、また、併発している症状があるかによって、問題の性質は大きく異なります
2024年3月12日
新薬 リブレラ(犬)・ソレンシア(猫)の使用感について ~副作用の少ない 関節の痛みを緩和するお薬、効果は1か月持続~ 共に神経成長因子であるNGFという物質に対する抗体治療薬です。 NGFは慢性疼痛に深く
2024年2月28日
犬および猫の急性腎不全に対して、一つの回答として腹膜透析があげられます。 透析には血液透析と腹膜透析があげられます。しかし血液透析は高価な透析装置を利用する必要があるため、実施可能な施設は限定されてしまいます。 しかし、
2024年2月5日
【院長執筆】「歯科処置の際の神経ブロック」~痛みのない歯科処置を目指して~
当院ではなるべく、ワンちゃん猫ちゃんに痛みを与えずに処置をしたいと考えております。 その中の一つとして「硬膜外麻酔」を一度紹介いたしました。 今回は歯科処置の際の痛み止めについて、ご紹介いたします。 その前
2024年2月5日
子宮蓄膿症は、細菌の感染によって子宮の中に炎症が起き、その結果子宮内に膿が溜まってしまう緊急性の高い病気です。 犬でよく見られ、また犬ほど多くはありませんが猫でも起こります。 今回は、犬と猫の子宮蓄膿症について解説してい
2024年2月5日
犬と猫の慢性腎臓病について|腎臓は一度傷害を受けると再生しない臓器
慢性腎臓病は、長期間にわたり腎臓の機能がゆっくりと低下していく病気です。高齢の犬や猫で多く見られますが、若い子でも発症することがあります。 また慢性腎臓病は治せないため、病気の進行を遅らせることが治療の目的となり早期発見
2024年1月31日
血圧を気にされている方はいらっしゃると思いますが、皆様いかがでしょうか? 実は犬や猫にも高血圧症がございます。 今回は特に猫の高血圧によって実際に引き起こされた症例の、網膜剥離について解説いたします。 &n
2024年1月26日
【院長執筆】「硬膜外麻酔」~痛みのない手術、手術後を目指して~
“硬膜外麻酔”はご存じない方も多いと思いますが、まずヒトの“無痛分娩”に使用されていることが有名ではないかと思います。 私自身も昔、膝の靭帯手術を受けた際に施術してもらい、その効果を実感しました。ボタンを押
2024年1月26日
【院長執筆】1年間効果のあるフィラリア予防薬プロハート注射について
当院では2024年度から、フィラリアの予防のお注射“プロハート”を導入いたします。 ・注射の初年度はフィラリア検査が必要です。毎年接種するなら次年度からは必要がなくなります。 ※1年間で極端な体重増加があれ
2024年1月12日
犬の子宮蓄膿症をご存じでしょうか? 中年齢の未避妊メス一般的な疾患で、発情のたびに繰り返し子宮内膜が刺激され肥厚し、これに細菌感染が起こった結果発症すると考えられています。 簡単に言えば、子宮に膿や細菌が溜